新規事業について
2024年度より新しいサービスの取り扱いを開始しました。
Power Generator Maintenance Service
発電設備点検・整備事業
非常用発電設備(DG・GTG・UPS)の点検整備は発電設備メーカーのメンテナンス部門とタイアップし、発電設備の消防点検をはじめとしたオーバーホールや更新工事までを業務範囲としています。
Load Test Service
負荷試験事業
点検終了時の負荷試験は、高圧負荷から低圧負荷まで対応ができ、発電所、水再生センター、ポンプ所などライフラインに重要な設備の負荷試験を実施しております。近年、非常用発電設備の消防法に基づく消防点検時の30%負荷試験依頼が増えていますが、弊社では予防保全として必要に応じて点検整備後にその設備の診断を行うため、80%~100%負荷により発電設備の健康状態を診断、レポートします。
Primary Injection Test Service
遮断機試験(一次注入試験)事業
データーセンターの新設時にはコミッショニング【Commissioning】(⇒建物や工場のすべてのシステムや部品が、オーナーや最終クライアントの運用要件に従って設計、設置、テスト、運用、保守されることを保証するプロセス)が必須ですが、その際の遮断機(MCCB、VCB、ACB等)にも適用されます。遮断機は一次注入試験(PI試験)により確実に動作するか、規定値以上の電流を流して確認します。
サービス可能な範囲
・ 新設時の非常用発電設備・健全性確認のための負荷試験
・ 既設設備(非常用発電設備)の法定点検(消防点検など)
・ 事業継続(BCP)用発電設備の点検整備
対象の発電設備
・オフィスビル、マンション、大型商業施設の防災用発電設備
・新設データーセンターのコミッショニング用試験(空調試験、UPS試験、総合試験【IST】など)
・病院、各種生産工場、鉄道施設、高速道路施設のBCP用発電設備
・原子力・火力発電所内非常用発電設備(電源車)
・各自治体の水道局ポンプ所・浄水場内非常用発電設備
消防設備の点検整備
消防設備の既設非常用発電設備は消防法に基づく年2回の定期点検・整備・報告義務があります。弊社は発電設備の点検整備実施後に模擬負荷による負荷試験を含めたサービスを有資格者(消防設備点検資格)でかつ整備技術の豊富なエンジニアが実施します。また、お客様の要求により30%負荷のみならず70-80%負荷、あるいは100%負荷を掛けた予防保全も提案します。
試験サービス
電気設備は新設時の性能確認試験をはじめ消防法、電気事業法等による既設設備の定期的な点検整備が必要です。常用電気設備は当然のことですが非常用設備、消防設備は日常停止しているため、必要な時に必ず稼働することが求められます。また、弊社はデータセンター新設時に導入される多数の各種盤に内蔵した遮断機の動作確認試験であるPI(一次注入)試験サービスと、新設時及び既設発電設備(各種発電機)の負荷試験に対応ができます。
PI(一次注入)試験サービス
PI Testing Service
データセンター新設時に導入される多数の各種盤に内蔵した遮断機の動作確認試験
- 対象遮断機例:MCCB/VCB/ACB等
- 遮断機を動作させるためには定格電流以上の試験電流が必要です。電流発生装置(PI試験器)により最大4000Aまで試験は可能です。
負荷試験サービス
Load Test Service
- データセンターの各種負荷試験(発電設備、UPS、ISTなど)や、コミッショニング関連試験など、新設時及び既設発電設備(各種発電機)の負荷試験
- 対象:浄水場、下水道局ポンプ所、商業施設等高圧/低圧/交流/直流
乾式負荷装置設計・製造
各種負荷試験装置を設計、製作、販売しています。BCPの観点から非常用発電設備の設置と同時に負荷装置を併設されることが多くなっているため、長年培ってきた技術により高圧から低圧までの乾式負荷装置を、お客様のご要求に応じた仕様で設計・製作します。
抵抗負荷装置(PF=1.0固定)
Resistive Load Bank
- 高圧交流(3φ6600V、3φ3300V)
- 低圧交流(3φ200V~3φ440V、460V)
誘導負荷装置(PF可変)
Inductive Load Bank
- 誘導(リアクトル)負荷装置
特殊機能付き負荷装置
Load Bank with Special Functions
- 実負荷に応じた負荷量自動追従機能など